いったい何曲?

 CDが発売されたり、曲数も増えてきて一段と華やかな発車メロディー界だが、ひとつ疑問に思うことがある。テイチク製作曲の曲数である。


現在テイチクがJR東日本向けに製作した曲は48曲(うち未使用8曲)が確認されている(当地物・期間限定を除く)。一方一般的に云われる曲数は80曲前後(77曲という説が多い)である。テイチク製の一部の曲には音色が2種類存在する曲があり、今のところ14曲(同2曲)が確認されている。しかしこれらを音色毎に1曲として数えても、62曲にしかならない。77曲であるとすると、残りの15曲の正体はいったい・・・

①異なる音色を持つ曲が34曲の中にさらに存在する。
②公開されていないの曲が存在する。
③細かい亜種も含めて考える。

①の場合、私は「雪解け真近」や「新たな季節」あたりに存在するのではないかと考えている。これらは元の曲の音色からの推定だが、他の曲にも存在する可能性は否定できない。CDの説明でも、音色違いが収録されているのに「V1」と記されていないケース(すすきの高原)もあったので、逆も然りと考えた。
②の場合、発車メロディーがそこまでの重大秘密であるとは考えにくい。もっとも何かの不具合で出てこない限りは確認できないであろう。
③は、例えば「木々の目覚め」の新宿タイプや宇都宮タイプを1曲として数えるというものだが、スピーカーやアンプによる音質や再生速度の違いを考慮すると無限大になってしまうため考えにくい。

そういうわけで私は①が最有力と考える。

それにしても、この疑問自体がタブーという可能性も否定できないのが怖いところ(この類の疑問はまず出てこない)である。今のところ炎上するほど閲覧が多いとも思えないが・・・(まだ一般のコメントは無いし・・・)