思わぬ暇つぶし

 寝過ごしてしまい、仕度が不十分だったこともあって、家を出るのが遅れる。
 丁度よく新宿で平塚行きに乗り込み、ロングシートに座って気がついた地点は新川崎付近(快速なので通過)。PFの巣である新鶴見機関区に留置されている機関車郡がよく見える。
横浜で一気に乗客が減りボックスシートへ移動。平塚から熱海行き。ここまででよくわからない横須賀色の電車やJT「せせらぎ」とすれ違う。
 熱海からは豊橋行きに乗り換え。ここまではずっとE231系だったが久々に115系。前に乗ったのがいつだか思い出せない・・・*1。今回の計画だとこれから身延線、中央線、しなの鉄道線篠ノ井線上越線115系にはお世話になりそうだ。3連なのでほぼ満席の上に三島で新幹線からの乗り換えと見られる客が雪崩れ込んできて混雑した。途中で無理やり着席。
 富士に到着後昼食。駅に掲示されている案内地図にあったカレー屋へ。カツカレーを注文、味は可も不可も無く。昼食後は駅に戻り123系に乗って富士宮へ。乗客はかなり多め。それもそのはず、この時点では何も知らなかったのだが富士宮では秋祭りが開かれており、そのために乗客が多かったようである。
 最初はそのまま通り過ぎるつもりでいたが、乗客の流れに着いて・・・ではなく183系が来ていたので富士宮で下車。この駅は1番線を団体専用に利用しているようで、一般の乗客が迷い込まないように徹底的に仕切られていた。閉鎖された古い誇線橋があったり、1番線とは後で仕切りを付けられたと思われるロータリーと思しき部分(元は線路?)があったりと妙な部分も多い。是非地上駅舎時代の光景も見てみたいものである。この183系は田町車であった。
 焼きそばが名物か・・・。
 さて、ロータリーをうろついて駅に戻ったがここで気がついた。次の甲府行きまで1時間以上もある。何か時間を潰せないか・・・。ここで駅の反対側に出てみる。駅に着いてから何かと囃子が聞こえてはいたが、ここに来て初めて山車の存在が判明。踏み切りを渡り元の場所へ戻る。ここで一旦は白老の滝?まで行こうかとバス乗り場へ向かったが片道600円と高く、一気に気が失せる。後で判明したのだが、この滝は身延線に乗ってから併走していた道路にも案内があり、行かなくて正解だった。なんせ河口湖とか富士吉田まで路線が延びているくらいである。これでは切符を持っている意味が無くなってしまうのである。結局駅前散策。資料館に入ってみたりする。そして程なく浅間神社に着いた。屋台の数が半端でなく多いのである。チョコバナナと焼きそばをたいらげたら駅へ戻る時間。途中湧き水らしきものがありコップが置いてあったのだが、確認を取れず何か面倒なことになったらまずいと思い飲むことを諦める。
 駅に着いて丁度いい時間だったが1本前で西富士宮に移動。折り返し沼津行きの車掌と少し話していると313系甲府行きが到着。6分遅れらしい。車内はガキが多い後ろの車両を避けて前の車両に。対称に埋まっていたボックスの一角に座る。十島でやかましいガキを含め一気に降車。これでボックスも占領できる。しかしなぜか虫が現れたり消えたり。結局落ち着かないので後ろへ。(この後トイレでも同じ虫を見かけた。)この段階ではロングシート。気が付くとボックスが空いていたので移動。(どこで移動したかは忘れた。)向いの席に足を乗せたり。
 身延で特急とその退避列車と交換。10分程停車する。この駅も構造が面白く、1番線と2・3番線がずれて設置されている。ちなみに本数の問題もあってここでは下車していない。このあと鰍沢口南甲府でも交換したのは覚えている。
 しばらく静かだった車内も、辺那土で野球部を思しき高校生軍団が乗り込んできて一気に騒がしくなる。しかしその高校生軍団もいつしか降車し、再び静かになった後、終着近くになって検札。列車交換できる駅でワンマンの難点である1扉開閉の問題があったのか、実は身延?から車掌が乗り込んでいたのだ。
 甲府着の後駅周辺を少しうろついた後、ホテルへ。予約無しでも問題なく泊れる。夕食は名物ほうとう

*1:たぶん大糸線