せっかくの名建築が・・・

 4/23に書いた白雲楼ホテルだが、いよいよ解体も佳境に入ってきているらしい。既に文化財に指定されていた本館の玄関より上は姿を消してしまったようだ。このサイトの写真を見る限りでは、解体も止むを得なかった状態を示すような写真もあり、今更ながら廃墟になってしまったことが悔やまれる。かつての経営者や、廃業後に忍び込んだ破壊者は、誰一人としてこの建物の価値を知らなかったか、重要さの認識がなかったのではないだろうか。本当に悲運の建築物であると、私は思う。